ベンチャーズ
ベンチャーズのライブに行ってきました。友人のA氏から、誘いをいただき六本木のSTB139というところでのライブでした。今回のメンバーは、バンマスのドン・ウイルソンは健在ですが、ベースはボブ・スポルデイングというベンチャーズスタート時のメンバーが担当していました。常連のボブ・ボーグルは病気療養中らしく、同じボブ違いということでした。ドラムスは、亡くなったメル・テーラーの息子。そして目玉は、あの伝説のギタリストと呼ばれるであろうノーキー・エドワードが出演したことでした。私は過去3回ほどベンチャーズの日本公演を見ていますが、リードギターにノーキーの姿はありませんでした。久々の共演です。
寒空で1時間あまりも外で待たされたのには、閉口しましたが、普段は結婚式場であろう、という舞台設定の中、定刻通り、演奏が始まりました。スタート時のウォーク・ドント・ラン・メドレーからしばらくは、ノーキーは楽しそうにベースを弾いていました。数曲後のドライビングギターを皮切りに、目玉であるノーキーのリードギターがはじまりました。ノーキーは、今年74歳ぐらいと周りの人が言っていましたが、もう立ったままでは辛いのでしょう、椅子に座りながらギターを弾いていました。
全盛時代に日本中を熱狂させ、エレキブームを作りだしたベンチャーズ。数あるミュージシャンの中で、日本の団塊の世代にオタクを二分しているのが、ビートルズとこのベンチャーズでしょう。あのエレキの音に魅せられて、ギターを購入し、ベンチャーズのコピーから、この世界に入った人は私も含めて数多くいるはずです。テケテケサウンドはいまだに団塊人にはおおもてというわけです。
ノーキーは、椅子に座りながら、演奏が終わるごとに、ニコッと会場に微笑みます。それは、爺さんが孫の前でギターを弾いてみせて、「どうだい。爺じいは、ギターうまいだろ?」と微笑みかけているような光景でした。最終曲のダイヤモンドヘッド~パイプラインのメドレーが終わり、他の三人が引き上げても、ノーキーは座ったまま、キャラバンの練習をしていました。そしてアンコール曲のキャラバンが始まり、ドラムの間奏の間も指を動かして練習していたのがすごく印象的でした。ベンチャーズの生ライブが見れるのはこれが最後だと思います。思いもかけずライブに参加できて大ラッキーです。誘ってくれたA氏に大感謝!!
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