忘年会
26日PM11時過ぎのJR横浜関内駅は、すごい人混みで、駅のプラットフォームは足の踏み場もない有様でした。たいていの会社が仕事納めであり、サラリーマンにとっては1年でもっともホッとする一日だったのではないでしょうか。1人1人に笑顔があるように思いました。こんな状況や先日の六本木の夜などをみると、本当に不景気なの、と思いたくなります。しかし、カウンセリングの仕事をしていると、自然と現場労働者の悲鳴が聞こえてくるもので、錯覚から目覚めるのにそんなに時間はかかりません。
ほとんどの方は、忘年会の帰りと見受けました。日本人は私も含めて忘年会が好きなようです。何かと口実をつくって、忘年会を催します。12月は、1年の締めくくりとして総括したいのでしょうか、それとも人恋しいのでしょうか、それとも単にお酒が飲みたいだけなのでしょうか、その人その人の想いが交錯するのが忘年会です。私は、昨年は10回、今年は26日を最後として8回の忘年会に出席しました。
26日はカウンセラー仲間の忘年会で、夏以来の歓談です。総勢6名で、おいしい料理に舌づつみ。めずらしく飲み物はワインです。話も頗るはずみ、7時からはじまって気がついたら11時過ぎになっていました。こういうときは時間が経つのが早く感じます。私は退職してよかったことの1つは、お付き合いする相手を自分の意志で決められるということです。特に酒席は、自分の好きな人と飲んでいればいいのです。好きな相手とおいしい酒と料理、楽しい歓談の内容、これは最高のストレス解消策でしょう。そこには、貴重なフィードバックや新しい気づきを与えてくれる言葉があったりして、生きた人生現場を経験させてくれます。
「撤退・後退もよしとすること、それが究極のリフレイミングである。」と忘年会メンバーのW氏より、重い言葉をいただきました。私が、疲れてきたり、息切れしたしたり、モチベーションが極端に落ちたりしたとき、この言葉を思い出すことで救われるという気がしました。ありがとうございました。
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