« TKC経営革新セミナー | トップページ | バンド練習 »

2008年11月15日 (土)

新手法の創出

M社の研修も佳境。本日15日は、1日研修の日であった。朝、7:20に家を出たが、珍しく5分遅刻。焦ったのなんのって・・・・・。新宿で某工事があり、中央線が全部各駅停車と東戸塚駅で案内があり、横浜線で八王子に向かった。しかし、乗継悪く、現地着AM9:35となった。動揺していた。参加メンバーに申し訳ない。いつもの余裕のスタートではなく、なにかハンデを背負った感じのオープニングとなった。

内容は、徹底的な傾聴トレーニングである。今回の研修で一番私なりに工夫していること。それは、人数が、17名と多いなるが故の進め方である。2人で相談する方法、3人グループで6組でやる方法、4人組で4組作る方法等々、ここまで様々なやり方をとってきた。だが、傾聴トレーニングということになると、1人1人にきちっとフィードバックしていかないと、総花的に終わってしまうと判断。私の最上志向が手抜きを許さない。そこで苦慮の末、今回新しい手法を創出した。全員を公開トレーニングとし、聴き手1、話し手1、オブザーバ2、司会兼タイムキーパー1とし、どんどんメンバーを入れ替える。1回10分とし、午前1回、午後1回、全員が、全部の役を一通りやる、そして各人に感じたことをフィードバックする、という新手法である。10人は役がなくみているだけなのだが、そこで余裕をもって他の人がやるのを観察する。下手をすると、眠くなったり、だらけてしまうのでは、という危惧があった。ここはギャンブルであった。

セッションは32回。結果は、皆が人のやるのが参考になった、緊張感があった、と正に私が期待した良いほうのコメントが多数聞くことができた。大成功である。困ったときに、新しいものができる例となろう。こんなギャンブルはあまりやるべきではないが、うまくいったのは、参加メンバーのおかげである。一生懸命ついてきてくれるメンバー各位に敬意を表したい。いいメンバーに恵まれたというのはこういうケースだ。各人ががんばっただけ確実にレベルアップしているのが分かる。すごくいい感じだ。目の色が皆輝いていた。へとへとに疲れたが、素晴らしいメンバーと新手法の創出。私はモチベーションの更なる高揚を感じるとともに、えもいえぬ達成感に包まれている。

|

« TKC経営革新セミナー | トップページ | バンド練習 »

仕事スキル」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 新手法の創出:

« TKC経営革新セミナー | トップページ | バンド練習 »