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2008年11月20日 (木)

メンタル、キャリア、コーチング

カウンセリング&コーチングの実践が、19日、20日と続いた。拘束延べ時間は、約10時間。クライエントの数は、4人。20日の江ノ島のカウンセリングが、めずらしく1人だったので、人数の割には時間がかかっているようにみえる。

19日は月1回のJ社のメンタル・カウンセリングDay。1人目は、カウンセリングというより自分の部下に対する心配と配慮の相談であった。良く働く部下の心と身体を思いやった上司の思いやりを感じた。彼のようなマネージャーが当たり前の世界になってくれれば、心が壊れる人も減るのであろうが、なかなか現実はそううまくはいかない。今回の相談も部下をその気にさせなければ対策がうてなさそう、というところにジレンマがあるのが悩ましい。                                                 次のカウンセリングは、疲れがとれずだるいという営業マン。メールで予約を受けた段階では、鬱かも?と正直思って、緊張して臨んだ。クライアントの態度をじっくりみながら、メンタル・ファウンデーションのアセスメントから始めた。その結果は、悪くない。特に人間関係良好である。睡眠もとっているし、この状況を確認した時点で、警戒警報解除。ただ、どうもストレスが貯まりやすいようだ。手探りでFITする入口を探し、行き着いたところは、未完了感であった。未完了の集積という言葉に予想外に反応。まずは、このあたりから身の回りの整理をしていくことを約束して終了。次回はもっといろいろ見えてくるだろう。

そして、20日になった。江ノ島のキャリア・カウンセリングである。午前中は、キャンセルが入ったせいで、実践は午後から。TOECが900以上という高い能力を持つ凄いクライアントをみている。問題はAC(従属的子供)が極めて高く、自分の人生何なんだ、というモヤモヤ感をもっている。今回は、気持ちが高揚したようで、途中から目に涙を浮かべて話しされ、私としては、カウンセリングが機能してきたという手ごたえを感じた。クライアントは確実に自分に気がついてきている。

ラストは、PM10:00からのコーチングセッション。月1回であるが、キャリア・カウンセリングを終えて帰宅しても気が抜けない。飛躍したいのだが、打つ手が成功せず、跳ね返されては向かっていくMyクライアント・・・・・。セラピー的な役目は果たしていると思うが、霧の段階は越えたとはいうものの曇りから晴れにいけてない。テーマを明確にしてから9か月経っている。彼はがんばっているが結果がでない。これは私の課題である。     いかに慣れてきたとはいえ、カウンセリングもコーチングも実践は待ったなしの緊迫した現場である。だから好きだ。

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