企業内カウンセリング
J社との契約による企業内カウンセリングが15日スタートした。中心は、メンタル・ヘルスとなろうが、コーチングも取り入れ、あらゆる相談が受け得る形態とした。私得意のコーチング・セラピーの世界である。J社で、メンタル・ヘルスの企業対策の講習会を実施したのが、6月であったが、短期間で、この分野に注力し、仕組みを作った経営陣と推進スタッフに敬意を表したい。カウンセリング・DAYは、1ヶ月の第三水曜日のPM2:00から5:00までと場所は人の出入りが見えない別室を用意してもらった。また、職制を抜いて、私のほうに直接申し込む方法をとり、徹底的に個人情報を保護するような仕組みにした。
11日の土曜日に全社員に発表し、休日2日間、そして平日の次の日のスタートであるから、当然と言えば当然なのだが、来談者は残念ながら0であった。しかし、システムが機能するためには、半年から1年かかるのは、過去実証ずみであり、これからどうやっていくかが最も大事なところである。折角、いい仕組みを会社が作ったのであるから、従業員は使わないと損だ。従業員への周知、このプロモーション活動がポイントとなろう。
私はいつも意見を言いたくなるのだが、今回は、J社の運営や戦略を極力尊重して、温かく見守るつもりである。プロセス・コンサルテーションの考え方でいけば、第三者しかみえないことを言いながら風土を変えていくということを期待されるのだが、今回は会社の流れに任せていたほうが、いい方向にいく、という気がする。H部長以下のスタッフが大変思慮深く、社の現実を踏まえた上で、徐々にステップアップしようという堅実な戦略がみえるからだ。私のほうは、カウンセリングに集中し、とにかく来た人を助けることに全力を尽くしたい。
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