過去・現在・未来
コーチングのスキルの中に、「視点を変える」というのがある。物事を1つの視点から視るのではなく、様々な視方をしてみよう、というスキルだ。その中で、「過去、現在、未来」という視点は、もっともよく使うものの1つである。17日(金)の私の行動をこの視点で追ってみよう。
PM1:30に家を出る。まずは「未来」の視点。出版の件で、S社のK氏から、コールがあり、喜んで会いにでかける。K氏とは、会ってまだ2回目であるが、もう昔からの知己のような感じがする。とにかく、うまく話しを引き出してくれる。K氏がポンと言葉を私にぶつけてくると、私はすぐに何かが閃くというメカニズムができたようで、話をしていて楽しいし、ついつい能弁になってしまう。今回の企画は、いい感じで推移している由。来週可否が決まるようだ。決まれば、至上の喜びだが、100里の道も99里をもって半ばとす、という諺もある。さてどうなることやら?K氏のつめの手腕と運にまかせて果報は寝て待とう。
次は「現在」の視点。六本木のTMTでJ社のITフェアが開催されており、PM4:00に会場入りする予定であった。K氏との話に夢中になって、着いたのが、PM4:30。S社長をはじめとして関係者が揃っており会社としてこのイベントに力を入れているのがよく判る。担当は、ST執行役員で、コンセプトの作り方やレイアウト、見せ方など、手馴れたもので、さすがである。いつもお世話になっているN部長やCTP卒業メンバーもほぼ全員出動していた。私としては、今年もっともお世話になったJ社がイベントに成功し売上アップにつながることを望んでやまない。
ラストの締めは、「過去」である。私の同期のSH氏が定年で子会社を退職することになったのだが、SH氏の元部下で私の元部下でもあるN氏が宴を企画してくれた。N氏は、私が新規事業の市場導入をする時の、営業課長として企画力と部下育成能力に特に優れ全社的に始めてのモジュール・ビジネスを成功させた有能な企業戦士である。ところが営業を離れて以来、ありあまる才能を発揮できていないもどかしさがある。全く勿体無い話だ。一方、SH氏は、同期のなかで、もっとも雄弁な男で、かつ人気者である。話を聞いていても、屈託がなく、プラス発想がすがすがしい。2人とも過去に出会い、あるタイミングでは、同じ歴史を歩んできた同士である。話も過去の話にどうしてもなってしまうが、過去があって、現在があって、未来がある。1本の線でつながっている。
やはり、天から生かされている。改めて、そう思い、過去、現在、未来をみた1日であった。帰宅は、PM11:00過ぎであった。
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