« 1日○○研修 | トップページ | 企業内カウンセリング »

2008年10月13日 (月)

富士宮

081010_081902 10月9日、10日と1泊2日で箱根方面へ車ででかけた。9日は、F社富士宮工場時代の同期会で箱根の仙石原に10人集まった。昭和53年から約8年間、私は富士宮工場に所属し、生産管理業務や設備投資に絡む建設班の事務局業務を担当していた。工場はご多分に漏れず、技術系が多く、事務系の活躍場所は少ない。今回集まった10人の内訳は、技術系8人、事務系2人。最年少は私で、現役バリバリが3人、他は退職後再雇用や関連会社勤務などそれぞれの道に進んでいる。私のようなパターンの同類組はいなかった。私自身は富士宮の同期と会うのは恐らく23年ぶりであり、なかには変わったなと思う人もいたが話をしているとすぐ昔に戻ってしまうから不思議である。宿の近くのちょっと粋なところで宴会は行われ、どんどん昔のことを想い出したものだ。夜歩きが寒く感じたが、宿に戻って、本当に久しぶりに、将棋や囲碁に興じた。この団塊の世代は、囲碁、将棋、麻雀などで遊んだ世代である。楽しいひとときであった。翌日の10日は、皆と別行動になった。国府津まで出て、女性3人とおちあい、富士宮勤務時代の元上司M氏の墓参りにでかけた。女性3人とは、M氏の奥さん、同じ職場であったCさん、Fさんである。CさんもFさんもM氏には可愛がられ大変世話になったと感じており、今回この企画を発案してくれた。渡りに船、感謝、感謝である。M氏のマネジメントの考え方は実は私に大きな影響を与えている。私は少なからずマネージャーとしてやってこれたのも、今日の仕事のベースになっている現場力もM氏から学んだと思っている。会社に入ってからの人生の師である。H15年に急逝され、告別式には参列したものの何か未完了感を感じていた。小山のもっとも高台にあるM氏の墓参りをし、奥さんから自宅に招かれて貴重な話を聞かせて頂いた。今更ながら、M氏夫婦は理想の夫婦だ、と思わせる逸話が多々湧出。改めて敬服の感を強く持った。この2日間、富士宮の関連で繋がっているのも偶然にしては不思議ではあるし、2日後の10月12日は、M氏の命日であったのも何かの導きなのであろうか?心の中に燻っていた未完了を完了させたスッキリの2日間であった。

|

« 1日○○研修 | トップページ | 企業内カウンセリング »

イベント」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 富士宮:

« 1日○○研修 | トップページ | 企業内カウンセリング »