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2008年10月27日 (月)

円高・株安

米の金融不安に端を発して、連日信じられない勢いで、円高・株安が続いている。株安については、本日(27日)バブル崩壊以来の最安値をつけた。全世界的な株安傾向である。株をやっていた友人の顔が浮かぶ。昔、囲碁仲間だったS氏、富士宮同期のHさん、親戚のS氏、毎日気が気でないのでは、と思う。私は、かれこれ25年前に株からは手をひいた。株取り引きスタート時、30万円を、200万円ぐらいまでにもっていった。親戚筋もかなり儲けさせた。しかし、湾岸戦争に乗じて買った小松建設という株で大損。そこできっぱりやめた。したがって、今回の株安現象では直截的な被害はない。問題は、もうひとつの問題、円高のほうだ。シテーバンクと取引して以来、小遣い稼ぎで、為替を運用していた。シテーバンクの預金の全額を、ドルにしていたが、今年一瞬の隙に、1/3は、円に換えた。しかし、残りの2/3の平均単価は、107円。まあ、3年ほど塩漬けにしておけばいい、と思いながらも、今日はとうとう93円台になり、心中はあまり穏やかではない。毎日2円に近い値動きで円高が進んでいる。石油が上がり、かつ円高傾向のときに、日本のエコノミストが、93円台まで落ちる、と言っていたのを聞いて、いつも当たらないから内心そこまで高くならないとタカをくくっていた。これがとんだ見込み違い。自分の責任だからどうしようもない。金融市場を展望するに日本のファンダメンタルだって決して強いものではない。公的資金注入を経験しただけで、本質的な問題は解決していないと私はみている。即ち、そんな円が過大評価されているぐらい、他の金融状況が悪い、ということであろう。90円割ったら、ドルを買い戻して、ナンピンをいれるかどうか、迷っている。それよりもなによりも事態はもっと深刻なのであろうか?

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コメント

僕の場合、株は夏ごろから冬眠状態です。
来年の春、目覚めたころに少しでも戻していたらイイナ!位の認識でいます。
円はまだまだ高くなるのでは?
株・円、いずれにしても、このような変動の激しい時は、素人はおとなしくしていた方が
良いと思っています。
所詮は、ヘッジファンドの連中が相場を操作しているとしか思えません。

投稿: pascal | 2008年10月28日 (火) 12時30分

おっしゃるとおりですね。ここで一喜一憂してもどうにもならない。人間ができていないのでついバタバタしてしまいます。動かざること山のごとし、でいきましょう。ありがとうございました。

投稿: オグ | 2008年10月28日 (火) 17時53分

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