柳の下のドジョウ
2匹目のドジョウがいるかも、と思い、東京版に引き続き、神奈川県の高齢者雇用フェスタ2008へ新しい気付きを得るために行ってみた。会場は、横浜市開港記念会館。はじめて行くところである。久しぶりに横浜から地下鉄に乗って10分ぐらいで現地に到着した。スタートは、PM1:30で、例によってお偉いさんの挨拶が2つあり、基調講演となった。
ノンフィクション作家の加藤仁氏の講演であったが、私にとっては、残念ながらハズレであった。氏は、ライフワークとして様々な高齢者をインタビューし、現場のリアルな話が聞けたのであるが、聞いていて眠くなるのだ。講演は得手ではないようだ。途中で、周りを見回したら、90%の人は寝ていた。後ろからは鼾が聞こえてきた。私は、現場の話というのは、最も迫力があって人の心をうつものという考えをもっているが、その場合でも、人をひきつけるスキルはもっていなければならない、と思った。文節を短く切ったり、抑揚をつけるということは必要である。
続いて第二部は、5人によるパネルデスカッションで、1週前の東京後楽園でのやり方と全く同じであった。しかし役者が違う。荒俣宏さんのように独特の視点で話す人がいない。悪くはなかったが、まあこうなるだろう、という感じで終了した。時間はPM4:30であった。
2匹目のドジョウはいなかったわけだ。そう毎回旨くいくわけもなし、たまにはハズレもないとかえって恐ろしくなる。これで丁度いい。
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