イノベーション・マネジメント
F社の元本社である西麻布ビルへ久々に訪れた。小林三郎氏の「挑戦・創造・革新のやり方」という特別講演に参加した。先日知り合った同期のH社D社長の強いプッシュがあったのでのってみたものである。小林氏は、本田技研出身で一橋大学の先生として、ここまで200回の講演をこなされてきた、という。2時間半の講演であったが、べらんめ口調は徐々に冴え話に引き込まれた。さすがにうまいものである。私の思考パターンとかなり似ていることを言われる度に、快感が走った。いままで自分が思っていた事を、うまく表現されることはこの上もない喜びであると感じたものである。また、新事業の開発という分野でもし本を書くとすると、講演の内容からパクリたいものが多々あった。ノートにはメモの書きまくりである。ざっくり、共鳴したところを記しておこう。オペレーションとイノベーションの違いの数々、茶坊主の出現は企業を滅ぼす、哲学なき行動は凶器、A00、高質な原体験、7:3の論理、説得vs議論、熱気と混乱、優秀な人間は人の足を引っ張る等々、言いえて妙の言葉満載であった。最近参加の講演は当たりが多くラッキーが続いている。ただひとつ、この場所で同期のN氏とおちあう約束を1ヶ月前にしたはずだったが、彼は来なかった。唯一の残念な出来事であった。まあいいでしょう。
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