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2008年9月29日 (月)

傾聴三態

コーチングやカウンセリングのベースとなる傾聴。これには様々な形がある。最近の私の周囲における三つの傾聴について、いろんなレベルがあることを述べてみよう。その1.入り口の傾聴。今日M社の2回目の研修実施。17名のメンバーも少し馴れてきたので、4組に分け、トレイアッド法を試みた。過去このような研修に馴れていないメンバーズであるが、結果は良好であった。というのは、聴くのは難しい、と半分ぐらいのメンバーが感想としてコメントしたからだ。聴くことの重要性がわかれば、リスナー訓練の意味がわかる。まずは入り口に立てたということである。その2。忘却の傾聴。一昨日の相談員研修におけるロープレ。普段から相談を業務にしているプロ仲間間での公開ロープレ。クライアントの本音をひきだせずカウンセラーが質問主体となってしまい、消化不良のカウンセリングになった。さすがプロなので、全体的には無様な形にはなっていないが、傾聴できていない見本であった。これはカウンセリングをやりすぎて、ベースにある傾聴を忘れてしまったケースでよく見るパターンである。カウンセラーが主役になってしまっていた。その3。威力の傾聴。この8月24日、私は橋本へ出前カウンセリングに行った。2人1組で、ベテランカウンセラーのT氏とご一緒した。午後3時から来たクライエントは、60歳の女性で、交通事故で半身不随の夫ともう一度、店を作って働きたい、という主訴であった。私は、50分間とにかく聴きまくった。相棒のカウンセラーはポカンとしている。50分しゃべってもらって、時間の由を告げるとクライエントは、「お陰さまで整理できすっきりしました。また、元気が出て、次のやることもはっきりしました。」と言う。これなのだ。C・ロジャースがいう傾聴の成功例だ。相棒のT氏も「久々に傾聴の威力を目の前でまざまざと見ました」と言ってくれた。以上、傾聴の三態、最近の例をあげてみたが、傾聴と一言でいっても多様なものである。

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