北京オリンピック3
8月24日北京五輪が閉幕となった。当ブログとしては、「娘の就職祝い」や「出前カウンセリング」など、この2日間書きたいイベントがあるのだが、ここは、北京五輪の後半戦を含めて総括しておくべきであろう。今回の特徴として、私の3つの視点を述べてみたい。1つ目は、○○ジャパンの惨敗ということである。反町ジャパン、柳元ジャパン、植田ジャパン、そして星野ジャパン。人名のブランドを付けた団体競技はすべて惨敗に終わった。星野さん、あなたもか?という感じである。実力より人気が先行し残念な結果を招いた典型がここに集結している。監督が幻影を見たのか、見せられて信じてしまったのか、思い上がり?と思えるコメントや行動が随所に見られた。2つ目は女子団体競技のあと一歩の4位ということである。バドミントン、卓球、サッカー、いずれもあと1歩のところでメダルを逃したが、その戦いは実に堂々としたものであった。本人達は残念でたまらないであろうが、私は競技の発展のためには、4位は最高のポジションニングと思っている。金を逃した銀と3位決定戦で負けた4位とどっちがエネルギーを蓄えているか、団体戦で、ポピュラーな競技でない場合、私はモチベーションは4位の場合のほうが高いのではと思っている。今後の女子バドミントン、卓球、サッカーには大注目だ。3つ目は、マラソンの選手の体調管理について一言言いたい。女子で私の期待していた野口みずき選手と男子の大崎選手の直前の欠場、土佐選手のレース途中棄権、佐藤選手の最下位のコメント「練習の疲労が抜けず調子が上がらなかった」。実に6人のうち3人に目に見える体調不良が発生している。健康管理スタッフは、オリンピック当日に体調をピークにもっていくのが仕事なのだが、全く仕事をしていない。これならスタッフはいないほうがいいかもしれない。北島選手の平井コーチと全く陽と陰である。一生懸命がんばっている選手が可愛そうである。今後の管理に一石を投じたことは確かであろう。というわけで様々な想いを残して17日にわたるビッグ・イベントが終了した。次は、4年後ロンドンで私は62歳になっている。
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