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2008年7月20日 (日)

リーダーシップ研修

今爽やかな達成感と充実感を満喫している。昨日、一昨日の2日間、10時間に亘って、J社にて、「リーダーシップ研修」を受注、実施した。3月に終了した「コミュニケーション・トレーニング・スクール」のフォローアップという位置づけの研修である。クライアントの強い要望により、今回は一歩進んで、同じメンバーで、ロープレ中心の「リーダーシップ研修」をやってみよう、ということになった。私の知る限り、教育産業は通常1つのやり方に固執し、他のやり方を是としない風潮がある。それは、失敗が怖いからで、いままでそこそこ成功してきたやり方を踏襲するのが最も安全で成果もそこそこ得られると思われるからだ。私がよくいう人事部主体の研修スタイルというのがこれである。クライアントが要望しても、もっともらしい理由をつけて旧来の型に押し込んでしまう。この世界の根底にある考え方が、原因追求型、悪い箇所直しであり、研修を受けるメンバーの悪い点、弱点に眼を向ける。言われたほうは受け容れてはみるが、内心ちっとも楽しくない研修になる。下手をすれば、0ベースに戻すということで過去否定型になる。冗談じゃない。人間は過去の人生を簡単に0ベースに、というわけにはいかない。すでに5合目まで来ている、あと少しで頂上、という過去肯定の考え方が私の人間観であり、研修ベースである。問題点は、未来志向、解決志向で捉え、現場力を軸に進めれば研修は楽しいものになり、レベルアップも楽しくできる。という訳で私は、失敗を恐れず解決志向でチャレンジする。今回、リーダーシップの本だけでも数冊ほど読み、世の中でどんなやり方があるのか徹底的に調べた。結論はいい見本はなく、自分自身のリーダーシップへの想いと経験のみが頼りのすべてオーダーメイドの手作り研修となった。しかし、参加メンバーとのラポール、クライアントの温かい支援に支えられ、得もいえぬ有意義な研修を結果的にはすることができた。爽やかな達成感と充実感、関係者や参加メンバーへの感謝の気持ちが一晩開けて沸々と湧いてきている。チャレンジングな内容で、参加メンバーや関係者から賞賛のフィードバックを受けた時、私のモチベーションは上がり、この仕事の醍醐味とやりがいを感じる。私はこの仕事が大好きだ。やってみようと思っていたSFRGも初日使ってみていい感触を得た。他社にはない新しい引き出しが、わが社「インマイライフ」にできるのは、昨日のような瞬間であり、この積み上げがあってこそクライアントからは魅力的にみえるはずである。という意味で、私は、これからも自己研鑽を継続しながら、他社ではできないチャレンジングなオリジナル研修をこなしていこうと考えている。

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