心理相談士
7月の2日から4日まで、中央労働災害防止協会(中災防)主催の心理相談専門研修へ参加した。医療分野やカウンセリング分野で、ある規定を満たせば、研修に参加することで心理相談士の資格が付与される。局部的にメンタル・ヘルスのカウンセリング部分だけでいうなら、産業カウンセラーよりも心理相談士のほうが世間的には分かりやすいであろう。私の場合は、今後の展開を考えると、この資格は、どうしてもとっておきたい資格だ。今回の3日間で、感じた事を3点述べてみよう。第1は、朝夕のラッシュアワーへの久々の遭遇である。いつもと違って、今回は乗車するだけで精一杯。おまけに昨日は、事故で横須賀線不通となり、東海道線で戸塚まで行って一駅バックしてようやく自宅にたどりついた。通常はラッシュとは無縁の今の自分に幸せを感じたものである。2つ目は資格ビジネスという範疇に考えが及ぶ。新規事業を真剣に考えた者ならだれでも一度は考えるのが、資格ビジネスである。今回も受講後登録会員としてさらに追加金を取られた。この研修は合計で約6万円の出費である。今日日は資格を維持するだけで金をとられる。JICAのように5年レンジであれば納得がいくが、コーチ21のように2年ごとに更新となるともう開いた口がふさがらない。それに加えて各種団体の会費、私の場合、10団体ぐらいに入っているので、その分でざくっと7万円ぐらいは払っていそうだ。資格ビジネスは設備投資はいらないのでネタさえしっかりしていればおいしい。そして早い者勝ちである。参入しやすいので、これからもどんどん増え、新手の資金集めの仕組みもでてきそうだ。なんといっても、金集めの天才達(銭ゲバ)が技を競っているのだから・・・。3つ目は肝心の研修の中身である。3日間続けてであり、疲れて寝ている人もいたが、私にとっては大変有益な内容であった。大まかなところは、産業カウンセラーの勉強のなかでおさえてあるのだが、メンタル・ヘルスに関して、欲しい資料や狭間を埋めるコンテンツなど今後役に立つ宝石箱を見つけたようなものである。6万円は、私にとっては安い、と感じた。中災防側の運営の進めかたや講師陣の充実などは高く評価したい。総じて意義のある三日間であった。そのうえ資格がもらえるのだからこんないいことはない。
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