歴史小説
今、司馬遼太郎の「翔ぶが如く」を読んでいる。全10巻であり、今は6巻目を読んでいる。特に歴史小説が好き、と言うわけではないが、まあそこそこかもしれない。歴史小説の特徴は、まず長く根気が要ること、だから読後の達成感があること、日常会話には必須アイテムであることなどがあげられる。私の場合は、過去は、吉川英治のファンであり、特に「宮本武蔵」を愛読書にしていた。「三国志」も吉川英治の本を教科書にしている。続いて、山岡荘八の「徳川家康」がある。1回ポッキリであるが、伊達政宗、豊臣秀吉も読んだ。さすがに徳川家康を読み終わったときは、やった感があったのを覚えている。18年ぐらい前の話だ。その後、司馬遼太郎に至り、「竜馬がいく」は楽しく読んだものである。昨年、F社の友人との会話で、司馬遼の話が出、翌日から、「翔ぶが如く」を読み始めている。外出時は必ず持ち歩き、電車の中で読むようにしている。明治維新以降の政局の混乱を描いているのだが、今日の礎になっていることも多く内容は興味深い。ただ、ゆっくりゆっくり物語りが展開していくので読むほうもなかなか進まないという感じである。「燃えよ剣」や「功名が辻」「義経」なども読んでみたい本である。「坂の上の雲」も読んでいない。私の父は読書が唯一の趣味で、家の中は図書館のようであったが、この部分に関しては私とは似ていないようだ。司馬遼もいいが、次は「真田太平記」に挑戦したい、と思っている。読書だけでも勝手に作った未完了が多々あるということだ。
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