iPhone携帯
ソフトバンクから、iPhone携帯が発売された。某量販店の前で並ぶ人の列をTVでは再三再四報道していた。ソフトバンクとアップルが提携したことで携帯の市場は勝負が決まったのであろうか?私は、ソフトバンクの携帯を使っているが、決して満足しているわけではない。2年前の秋、MNP(Mobile Number Portability)がスタートした時点では、ソフトバンクからの乗り換えが多くAUがシェアを伸ばすのは必至という調査結果が出ていた。当時、私は携帯写真サービスのM社の社長をしていた関係で会社の浮沈に直接影響のでそうな事柄としてMNPには注目していた。ソフトバンク社は3社の中でもっとも軽視していた。ところが現実は、ソフトバンクがシェアを伸ばして今日のiPoneに繋がっている。こうなった理由であるが、私自身の体験を当てはめると全く納得できないものがある。私は、退職して後、様々な機能性のいいAUに切り替えるつもりであったが、やめるための多くのハードルを突破できなかった。法外な違約金、様々な書類の整備等、全く簡単にはやめられない凄い面倒な仕組みになっている。やめるのは、入るときのエネルギーの10倍ぐらいを要する。1年前、涙をのんで、切り替えを断念したのであった。都合の悪い肝心な所を見えないほど小さく表示するなど平気でやる会社である。やめるための何重ものハードルは合法的詐欺行為だ。5人いれば、4人は他社への切り替えを断念すると思ってしまうぐらい複雑にしてある。年寄りには全く無理ということになる。ユーザーをなめきったこんな商法が結局勝ちに繋がっていくのだろうか?そんな感情をひきづって今日のiPhoneのニュースを聞いていた。危機をくいとめて起死回生の痛打。結局、孫さんにまだ運があった、ということであろうか?
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