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2008年6月24日 (火)

カウンセリングの終了

カウンセリングをどこで終了するか、なかなか悩ましい問題である。Tさんのカウンセリングは、3ヶ月6回の本日をもって、終了する事とした。Tさんは、いわゆる適応障害で心療内科で薬を服用中。最初に会った3月末と比べるとかなりいい状態になっている。医師の指示を守り、気長に治していく我慢さえできれば、昔のようにいい仕事ができるような状態を迎えられよう。今日は、3年後の成功イメージを持つ事や自分の強みの列挙まで行い、強気な言葉も聞かれる様になった。今後カウンセリングを続けるとしても、1ヶ月1回ぐらいでいい、自立性を尊重してもいい時期に入ってきたと判断した。今回のカウンセリングを振り返ってみると、3回目までは、とにかく傾聴。ラポール形成と話しやすい雰囲気づくりが大事である。4回目に自己理解アセスメント、5回目がメンタル・ファウンデーション、最後の6回目がキャリアシートの話、という順番でカウンセリングしてきたが、時間(1H)、頻度(1回/2W)、すすめ方など、まずはクライアントにFITしたように思う。後半は、時間が短い、とクライアントが感じるようになり、私としてもいい勉強をさせてもらったと思っている。これで、クライアントが社会的に立ち直ってくれれば甲斐があったというものでカウンセラーの快感と醍醐味がそこにある。今後も私のカウンセリングは月2回、1回1H弱、3ヶ月6回1クールを基本としていく、つもりである。

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