« ドタキャン | トップページ | 株主総会 »

2008年6月26日 (木)

コーチング・セラピー

一ヶ月に1回のコーチングセッションをしているクライアントが何人かいる。いずれも、リピーターであり、1年以上もコーチングを続けている。私のやり方は、最初は2週間に1回30分を3ヶ月。その後、3ヶ月休んで、クライアントのニーズがあればさらに3ヶ月セッションを再開する。だいたいこのあたりで成果はでてくるのだが、さらに継続の希望がでる。その場合、1ヶ月に1回という頻度のコーチングが有効に機能することを経験的に会得している。今日は、O氏とのセッションであった。O氏は、これからの人生を燃焼させるなにか、を求めてもやもやの中を自己探索しつづけている。今日は、ニーズと価値、セルフブランドという話になった。O氏とは、もう長い間コーチングセッションをやっているのだが、たまにはこのように原点にもどってみるのも有効である。私のやり方は、クライアントが言う事をまず徹底的に聴く。そしてなにを求めているか判断する。癒しが必要な場合は、カウンセリングになるし、前に進む事を欲している場合は、コーチングになる。自在に変化するこの手法を私自身はコーチング・セラピーと呼んでいる。(HP参照)。昨年、コーチ21のACTというトレーニング研修に参加したが、最近のコーチングは、成果ばかり求めるあまり、クライアント不在の感じがし、心の中を虚しい風が吹いた。いいコーチが育っていない。ロープレはまるで刑事に訊問を受けているようで不快極まりないものであった。このままでは、コーチング自体の価値が過小に誤解されることを大変危惧しているのは私1人ではない。このような事を踏まえ、私は、コーチング料金を上げよう、と思っている。何事も人次第である。

|

« ドタキャン | トップページ | 株主総会 »

仕事スキル」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: コーチング・セラピー:

« ドタキャン | トップページ | 株主総会 »