詰めが甘い
今日からオリンピック出場をかけた男子バレーの大会がはじまった。つい先日、女子のほうはがんばって、五輪の切符を手にしたが、男子のほうはまずだめだろう、と思い、気にもかけていなかった。たまたま妻が見たい、というのでTVのスイッチをつけながら仕事をしていた。今日の相手は、アテネ銀のイタリアであり、勝てるはずがないと思っていた。ところが、1セット目を失ったものの2セット目ジュースで競り勝ち、3セット目もジュースで競り勝ちとなんとも頼もしい日本代表が画面にいるではないか?そして、第4セット。真剣にTV画面に見入ったものである。日本24対イタリア17となり、妻とも、過去ここから逆転されたことはないから勝ったね、と安心して日本の勝利の瞬間を待った。ところが、ところが、ここから8連続得点をイタリアに許してしまったのである。内容的には、日本サイドのミスのオンパレードであった。結局、4セットは、大逆転負け。最終セットは、15対7であっさり負けてしまった。期待させた後だけにやはりこんなものかと失望することしきりである。いくら一生懸命やっていてもこういう負け方は厳しい。弱いチームは応援したくなくなるものだ。この心理が自分にも反映した本日のゲームであった。私自身、仕事において、最近詰めが甘い。最後に詰ませるまでは気を緩めない、という将棋の教訓を思い出し自らをパワーアップさせよう。最後の寄せの部分の読みきりと慎重さは、なにをするにも必要であり、昔の私は持っていた能力である。まさに100里の道も99里をもって半ばとす、である。
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