喉元過ぎれど熱さ忘れず
本日は4人の人と会った。1人目は、元取引先の営業課長。私が社長をしていたM社の時代に、ポストカードのクレームに根気よく対応してくれた熱血漢。世の中が変化し、不況やリストラにもめげず社の中で、ITを推進してきたH氏。2人目は、F社で私の元上司で還暦を過ぎてからは私が上司になった変な関係のI氏。現在勤務しているI社への転進には私も一役買っている。本年68歳。英語がぺらぺらでITに精通。I社のITの制作関係を一手に引き受けている。アイデア豊富で、いつまでも熱い血がたぎる尊敬すべき先輩である。3人目は、I社の前社長。腹が据わっていて、頼りになるHA氏である。I社の経営はかなり厳しいはずであるが、なんとかここまでやりくりしてきた辣腕経営者だ。4人目は、IA氏。A社の元事業部長で、M社では私をサポートした。困ったり、迷ったりした時、相談相手になってもらい、ピンチに立たされたときに何回も助けられた恩人である。彼なしでは、今の私はありえない。新規開拓や新しい知人を得るのは楽しいが、昔お世話になった人を尊重してこそ現在がある。往々にして、人は余裕なく効率の名の下に、人にラベルを貼り、打算的な人付き合いをする。結局、人間関係のその日暮らし現象が起きる。私は顔が広いとよく言われるが、それは、お世話になった人を大事にして生きてきたから、と思っている。そのモットーは、「貸した金は忘れろ、受けた恩は忘れるな」ということであり、「60%のほどほどの付き合い」という原則とともに、「喉元過ぎれど熱さ忘れず」という人付き合いが私の基本スタイルである。
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