子供の日の想い出
子供の日になると必ず思い出す事件がある。小学校の高学年(?もしかすると中学生だったかもしれない)の子供の日に父に練馬区の石神井公園に連れて行ってもらって、池に落ちたという事件である。ザリガニを捕るのが大好きで、池の中に目を凝らして、見つければ、手を入れて捕まえる。自然に身体は前のめりになるのだが、ある瞬間、頭から、池に落ちてしまったのである。頭でっかちだから、物理的にも当たり前なのであるが・・・・・。そのときの、父の対応はすばやかった。すぐにずぶ濡れの私を池から拾い上げて、タオルをかぶせ、外に出てタクシーを掴まえ、そそくさと家まで帰ったものである。タクシーの運転手に事情説明し、余計にお金を払っている態度を見て、子供心に父はさすがだ、と思った記憶がある。もう45年以上昔の話になるが、子供の日になると、この事件を思い出す。ちなみに父に連れて行って遊んだ記憶は、これ以外、ほとんどない。甘酸っぱく貴重な想い出である。
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