スキヤキ
妻と長女と私の3人で、長者町の「荒井屋」というスキヤキ専門店に夕食に出かけた。最近では、3人で食事に出かけることがほとんどなかったが、娘の就職祝会として希望を汲んで「荒井屋」をインターネットで選んだ。実は昨日のPC関連の不具合が娘によって、いい状態に復元できたこともあり、今日は奮発するつもりで、久々にスキヤキ専門店を選んだ。明治創業とのことで、繁華街の真ん中にありながら、しっとりと落ち着いた歴史を感じさせる建物で、関東風の牛鍋がメインメニューである。肉は、仙台の和牛を1頭ごと買って来るそうで、期待にたがわず美味であった。柔らかい肉で、適度に甘みがついた牛鍋はやはり秀逸である。店員のサービスも繁盛店にありがちな傲慢なところもなく楽しい時を過ごせた。嬉しい事に、量も適当であった。以前に何度か行ったことのある三重県松坂市の「和田金」は、味は最高であるが、量が物足りないのが玉に傷である。娘も「和田金」に、25年ほど前に行ったことを覚えていて量が少なかったという私と同じ想いを持っていた。私の亡き父が伊勢志摩の旅行に子供夫婦を連れて行って大盤振る舞いした時の話だ。娘の話によると、だれと行ったかではなく何をどれくらい食べて味はどうだったか、ということは、ちゃんと覚えているとのこと。まさに食べ物の○○である。今日の食事は3人それぞれ満足し、いいお祝い会になったようである。人生節目のイベントは、思い出に残るかどうかを重視し、進んで散財することもツキをよぶ方法の1つであると認識したしだいである。
| 固定リンク
« メカ・パニック3連発 | トップページ | 自殺 »
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 3月「食」のおすすめ(2014.03.30)
- とんかつ(2011.08.26)
- 冬の定番(2011.01.24)
- ロブスター&ハンバーグ(2010.08.15)
- シェーキーズ(2009.06.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント