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2008年5月

2008年5月31日 (土)

詰めが甘い

今日からオリンピック出場をかけた男子バレーの大会がはじまった。つい先日、女子のほうはがんばって、五輪の切符を手にしたが、男子のほうはまずだめだろう、と思い、気にもかけていなかった。たまたま妻が見たい、というのでTVのスイッチをつけながら仕事をしていた。今日の相手は、アテネ銀のイタリアであり、勝てるはずがないと思っていた。ところが、1セット目を失ったものの2セット目ジュースで競り勝ち、3セット目もジュースで競り勝ちとなんとも頼もしい日本代表が画面にいるではないか?そして、第4セット。真剣にTV画面に見入ったものである。日本24対イタリア17となり、妻とも、過去ここから逆転されたことはないから勝ったね、と安心して日本の勝利の瞬間を待った。ところが、ところが、ここから8連続得点をイタリアに許してしまったのである。内容的には、日本サイドのミスのオンパレードであった。結局、4セットは、大逆転負け。最終セットは、15対7であっさり負けてしまった。期待させた後だけにやはりこんなものかと失望することしきりである。いくら一生懸命やっていてもこういう負け方は厳しい。弱いチームは応援したくなくなるものだ。この心理が自分にも反映した本日のゲームであった。私自身、仕事において、最近詰めが甘い。最後に詰ませるまでは気を緩めない、という将棋の教訓を思い出し自らをパワーアップさせよう。最後の寄せの部分の読みきりと慎重さは、なにをするにも必要であり、昔の私は持っていた能力である。まさに100里の道も99里をもって半ばとす、である。

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2008年5月30日 (金)

友達

夕方、N社のM会長にご馳走になった。前から一度会食をと私からずうずうしく申し入れていてようやく実現したものである。M会長は、人材会社のドンとして長年がんばってこられ、転職のための本を書くなどタレント性があり、N社はこの業界では最大手の1社である。ひょんなことからM会長と知り合いこうやって懇意にさせていただいている。M会長は、50歳すぎてからは、なかなか友達はできないもの、という。そして数少ない友達の1人に私を加えてくれた。光栄である。年は私と1回り違うが、考え方が柔軟で、同じ空間を共有していて大変楽しい人である。初対面のときから、感覚的に敬愛していた、と今になっては思うものである。今日はM氏の今の心境からやりたい事までいろいろ聞かせてもらった。これからも友達でいて欲しい、なんて勿体無い言葉までいただいた。こういいう人とお付き合いできる、こういうシチュエーションにおかれる私はつくづく幸せ者だと思う。M会長の会社の話で、キャリコンを必要としているという別件の話もある。先日の経営者の話や今日のキャリコンの話、いろいろあるもM氏には出来る限り援助のエールを送ろう、と改めて思ったしだいである。

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2008年5月29日 (木)

NPOカウンセリング活動

江の島に「かながわ女性センター」という所があって、2週間に1度の頻度でキャリア・カウンセラーとして出動している。女性のために開かれたキャリア相談センターであり、NPOキャリア・コンサルタント協会から派遣、という形態になっている。今日は、前回からの継続クライアント、新規クライアント、電話での起業相談の3件であった。通常と違って、本日の案件は、前向きなクライアントばかりであったので、変な疲労感はなし。自然に、一緒になって未来をつくっていこう、という気持ちになるものである。終日、江の島の事務所に張りついているので、大変と思われる向きもあるが、これはこれでいいこともある。事務所に入ってしまえばカウンセリング以外の時間は、なにかせざるを得ない。懸案であったフォローアップ研修の内容がほぼ創案できた。(家にいるとなかなか動き出さないのだが・・・・・。)江の島でキャリア・カウンセリングをやっているのは、いざという時、いつでもどこでも公衆の面前でカウンセリングのデモができないと羊頭狗肉になってしまうからである。コーチングで、クライアントを常に3人、というのもペーパードライバーになりたくないからである。スキルをうたう以上は、ユビキタスにそれを使えなければならない、というのが私の常識である。昔やっていた、できたなどという言葉は、言わない方がいいと思っている。昔の名前で出ています、などと、古ぼけた暖簾を、リアルタイムに磨いておかないと、「吉兆」みたいになってしまう。

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2008年5月28日 (水)

メンタル・ヘルスセミナー

〈財)神奈川県経営者福祉振興財団が企画した「メンタル・ヘルス」のセミナーに出かけた。場所は、葉山で、4時間の長丁場であった。6月中旬にJ社のメンタル・ヘルスのセミナー講師を頼まれているので、世間ではどんな感じでやっているのか、興味をもっていたところ、JICAの神奈川支部からこのセミナーの知らせがあり、即参加と相成った。交通手段として車は不可ということであったが、いざとなれば近くで有料駐車場を探すつもりで、春真只中のドライブとしゃれこんだ。自宅から40分ほど走って、葉山に着いた。駐車場は4台分のスペースで1台分空いており、まずはラッキーであった。講師は、正木さんというJICA所属の親しみやすいいかにもカウンセラーという感じの人であった。産業カウンセラーでキャリアコンサルタントという肩書きは、全く私と同じものであり、私としては、スタートから、かなりの親近感を抱いた。聴衆は10名と少数であったが、それなるが故に、家族的な雰囲気で進行。結果として、私にとっては、得るものの大きいセミナーであった。一番大きいのは、正木講師の行っているやり方、内容に、全く違和感なく、私自身がやろうとしている事に改めて自信をもったことである。2番目は、話を盛り上げる数字データや具体例、つなぎ言葉など、即使えそうなフレーズやワードが百花繚乱のようにPPの中にちりばめられていた事である。という訳で、メンタル・ヘルスに関しては、自分のモチベーションは、ぐんぐんあがり明日にでもセミナーをやりたい、という気分になった。(まだ全く準備はできていないが・・・)相変わらずのお調子者で困ったものであるが、その分、他の仕事に対するモチベーションが上がってこないという、TAでいうエネルギーの総量は一定という法則にはまってしまった感じだ。3番目の収穫は、正木さんや運営されている財団の方々と思いもかけず名刺交換できたこと。少数家族なるが故にできた事だ。また、新しい人と知り合えた、この1点だけでも、価値のある1日であった。

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2008年5月27日 (火)

現場のニーズはアメーバ

J社へ3月実施したフォローアップ研修の提案に赴いた。T氏のカウンセリングの後、個人情報保護の範囲で、T氏の直属のA部長、M取締役、にここまでの中間報告を行った。(もちろん、本人承知済み) その後、S部長とN部長、そしてM取締役にフォローアップ研修の私案を提案した。私の常識から言えば、フォローアップ研修は、今までやってきた事の点検と矯正に力点が置かれるので、傾聴のロープレをしながらそれができる仕組みを提案。私なりに自信作ではあった。すんなりこれで通って、後は日取りの設定と予想していたが、見事に裏切られた。フォローアップ研修で、タイム・マネージメントやリーダーシップをやって欲しいとの現場要望である。前回と同じメンバーなのに変れば変るものだ。それだけメンバーのレベルが上がったことを上司が認めたと言う事であり、私にとってみれば、いい方に変ったと嬉しく思ったものである。リーダーシップやマネージメントは、元々私の本職で得意としているところであり、ようやく本来の研修というまな板の上に上がってきた感じである。もう1社提案中のC社も決まれば同じような世界を志向していく事になる。全く自分の予想は当たらないし、現場のニーズというのは、アメーバのようにころころ変るもの、ということがよく分かった。新たにプレゼンを作り直さねばならないが、それは歓迎すべきカスタマイズと受け止めているし、クライアントの要求を尊重しながらその変化に機敏に対応できなければ、私の仕事は成り立たない。

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2008年5月26日 (月)

自殺

突然とんでもないニュースが飛び込んできた。元TBSの女子アナが自殺したという。彼女のブログにもそれらしき事は書かれていたらしい。そういえば、朝日新聞朝刊の天声人語で、鬱病を取り上げていた。2007年度に労災と認められものが268人、そのうち未遂を含む過労自殺が81人。過去最高とのことである。トヨタは、QC活動の残業を認めることを発表。(過労死訴訟で業務とする判定が確定。)マクドナルドは、店長に残業代を支払うと発表。いずれも氷山の一角である。私の知っている範囲でも契約社員を正社員にして、年俸制にし残業代、休出代いっさい払わないIT会社がある。そのデザイン会社の社長は自分の夢を実現するため、次から次へと注文をとってくる。社員は少数なのでこなしきれない。今ある仕事をかたずけて、その日は自分の時間をつくろうとして迅速に業務処理すると、まってましたと次の仕事がくる。毎日、終電の帰宅になり、土日は休日出勤が当たり前になる。その間、手当ては一切無い。結局社員はボロボロになって退職する。こんなことがまかりとおっているのである。最近、勝ち組、負け組という言葉があるが、過労働の経営対応において、この点は、とくに顕著に感じる。人を消耗品としかみていない経営者は、経営の資格は無い。私は人を助ける、まず1人から、と思って今の仕事に携わっているが、知れば知るほど現状は悲惨である。私が関わっている対企業、対個人いずれの立場からもこんな深刻な状況は打破していきたい。メンタル・ヘルスが意義のある大事な仕事と思う所以である。自殺は本人だけの責任ではない。

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2008年5月25日 (日)

スキヤキ

妻と長女と私の3人で、長者町の「荒井屋」というスキヤキ専門店に夕食に出かけた。最近では、3人で食事に出かけることがほとんどなかったが、娘の就職祝会として希望を汲んで「荒井屋」をインターネットで選んだ。実は昨日のPC関連の不具合が娘によって、いい状態に復元できたこともあり、今日は奮発するつもりで、久々にスキヤキ専門店を選んだ。明治創業とのことで、繁華街の真ん中にありながら、しっとりと落ち着いた歴史を感じさせる建物で、関東風の牛鍋がメインメニューである。肉は、仙台の和牛を1頭ごと買って来るそうで、期待にたがわず美味であった。柔らかい肉で、適度に甘みがついた牛鍋はやはり秀逸である。店員のサービスも繁盛店にありがちな傲慢なところもなく楽しい時を過ごせた。嬉しい事に、量も適当であった。以前に何度か行ったことのある三重県松坂市の「和田金」は、味は最高であるが、量が物足りないのが玉に傷である。娘も「和田金」に、25年ほど前に行ったことを覚えていて量が少なかったという私と同じ想いを持っていた。私の亡き父が伊勢志摩の旅行に子供夫婦を連れて行って大盤振る舞いした時の話だ。娘の話によると、だれと行ったかではなく何をどれくらい食べて味はどうだったか、ということは、ちゃんと覚えているとのこと。まさに食べ物の○○である。今日の食事は3人それぞれ満足し、いいお祝い会になったようである。人生節目のイベントは、思い出に残るかどうかを重視し、進んで散財することもツキをよぶ方法の1つであると認識したしだいである。

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2008年5月24日 (土)

メカ・パニック3連発

昨日から今日にかけて例のメカ・パニックが大暴発した。スタートは、昨日の午前中。ウイルス対策でPCに入れている「ウイルス・バスター」のバージョンアップを行った。とりあえず、ウイルス・バスター2008は、インストールされたようであるが、続けて行ったWINDOWSXPのアップデートがあまりに時間がかかるので、途中で中止してしまった。一晩過ぎて、今朝犬の散歩から帰ってあっと驚く。今度は携帯がWebにアクセスしたままになっている。今もっている携帯は、気がつかないうちにスイッチが入ったままになってしまうタイプなので、ロックをかけたりして注意していたにもかかわらず、恐らく19時間かかりぱなしになっていたと思われる。一瞬、支払い金額が頭をよぎり、真っ青になった。しかし、よく考えてみると、確か購入時は、パケット契約であったはずだから、ある金額以上はいかない、ということに気を取り直した。そしてクライマックスは、昼過ぎにきた。ウイルスバスター2008が稼動していないという表示がでたので、昨日やり残したWINDOWSのアップデートを丹念にやりはじめた。時間はかかったが、順調にインストールでき、ウイルス・バスターとも連動。やれやれと思って再起動し、Outlookを立ち上げたところ悲劇が起こった。画面は大幅に変り、過去のデータが綺麗になくなっているのである。幸い、メールのやりとりだけはできるのであるが、データベースはすべて消えた。結局、5時間ぐらい格闘していたが未解決のまま。すっかりまいってしまった。私はITベンチャーの社長をしていたにもかかわらず、実は本当にメカに弱い。最大の弱点であろう。まあ、交信はできるし、返信のメールはたしか必要な分は出しているので最悪の事態だけは防げる。しかし、このままでは仕事にならない。パニックにならない手段も見つけないと対策を冷静にうつこともできない。来週のマイコーチのコーチングセッションでは、この問題を提起してみよう、と思っている。全く困ったものである。

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2008年5月23日 (金)

シコイワシのサビキ釣り

1週間のうち平日の1日は、遊びや趣味のための日にすることにしている。悪かった天気も昨日から回復し、胸ときめく春爛漫の世界が漂ってきている。でかけるのは夕方なので、昼は空いている。久々に妻を連れて、本牧海釣り施設に釣りに出かけた。狙いは、シコイワシで、12:00頃出発。途中、スーパーで弁当と飲み物を買って、PM1:00前に到着。(所用時間30分)。沖桟橋の一番近い場所の内側が空いたので、さっそくそこでサビキ釣りを開始。コマセは買ったものの使わず空針のまま、やってみたが、すぐに入れ食い状態。結局、PM4:30までやって、2人で、80匹の釣果であった。周りでは、好形のアジやメバル、あるいはキスなどが、ぼちぼち釣れており、釣りシーズン到来を告げている。私は、今日は、イワシが釣れれば良しとし、竿1本で通し、全く他の釣りには、見向きもしなかった。いつもなら、投げ釣りや浮き釣りも一緒にやるのだが、今日のテーマは、サビキ一筋浮気せず、であった。結構、ノンビリ出来るし、オゾンも思いきり楽しめる。余裕のある釣りもなかなかいいものだ、と思った。今年にはいって、釣りは、2回目。船のアジ釣り以来である。昨年以前と比べるとなんと少ない回数であることやら。しかし、これからのシーズンが楽しみである。毎年、釣れるパターンが自然の変化とともに変るのだが、さて今年はどうなることやら?

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2008年5月22日 (木)

二日酔い

昨日、品川シーサイドにあるY社を訪問。人事課長のM氏とその部下であるT氏に、オフィス・インマイライフの業容と実績具体例のプレゼンを行った。雑駁なプレゼンであったが、Y社の実情もみえてきたところで、6月にきちっとした提案をすることになった。そして、その後、3人で青物横丁で食事となった。M氏は物腰柔らかく、いいバランス感覚をもっており、聞き上手であり話題も豊富である。また、T氏は昨今ではめずらしい好青年である。という訳で、気持ちよく酩酊してしまった。問題はその後である。私の記憶は、ここで途切れていて、次はM氏と横浜のカラオケの場面だ。何を唄ったか覚えているのに、青物横丁から横浜までどうやって行ったのか、記憶がない。カラオケから、家までは、タクシーで帰り、これはかろうじて覚えている。自宅に着いたのは、AM2:00は回っていたであろう。朝、目が覚めてから、記憶が欠落しているのに気がついた。そして、ひどい二日酔いである。退職以来、飲む機会は多いのだが、大概一次会で帰宅するようにしている。昨日はバリバリのM氏に楽しい宴をいただき、気分よかったことが原因であろうが、欠落ははじめてだ。ショックであったが、今後気をつけるという意味では警鐘となった。久しぶりの二日酔いであったが、とんでもないおまけがくっついてきたものだ。二日酔いという言葉は、最近の若い人の間ではあまり聞かれず死語になっているというのに。

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2008年5月20日 (火)

イマジン

昨年、イマジン・ピースフル・タワーという光の塔がアイルランド(?)にできたそうである。創った人は、オノヨーコさん。ビートルズのジョン・レノンの奥さんである。平和への願いを込めて、私財を投入したという。合言葉は、Imagine all the people living life in peaceである。2001年9月11日のテロのあと、ジョンの「Imagine」は、平和への合言葉のように全世界で唄われた。「Imagine」という言葉には、人間の可能性を広げる素晴らしい響きと希望がある。想像は、人間であるが故の特権であり、自分が実現したい世界を想像することで、人間は理想に近づいていける。常に願い続ければ、なんでも実現してしまう、というマーフィーの法則というのもある。そういえば、昨年の12月8日に武道館で、ジョンレノン・ドリーム・ライブに縁あって参加した。ラストにオノヨーコさんが出てきた時は、すごいオーラを感じて、鳥肌が立ち、涙がでてきたものである。たまたま本日BSで、ジョンとヨーコの特番があり見ているうちに、またジーンとこみ上げてくる熱い想いを感じた。そういえば、コーチングで、イメージをつくるというスキルがあるが、Imagine-Imagination-Imageは、同義語であろう。昨年のライブでもらったOnochordを机から引っ張り出し、今日から部屋にアクセサリーとして飾ることにした。

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2008年5月19日 (月)

喉元過ぎれど熱さ忘れず

本日は4人の人と会った。1人目は、元取引先の営業課長。私が社長をしていたM社の時代に、ポストカードのクレームに根気よく対応してくれた熱血漢。世の中が変化し、不況やリストラにもめげず社の中で、ITを推進してきたH氏。2人目は、F社で私の元上司で還暦を過ぎてからは私が上司になった変な関係のI氏。現在勤務しているI社への転進には私も一役買っている。本年68歳。英語がぺらぺらでITに精通。I社のITの制作関係を一手に引き受けている。アイデア豊富で、いつまでも熱い血がたぎる尊敬すべき先輩である。3人目は、I社の前社長。腹が据わっていて、頼りになるHA氏である。I社の経営はかなり厳しいはずであるが、なんとかここまでやりくりしてきた辣腕経営者だ。4人目は、IA氏。A社の元事業部長で、M社では私をサポートした。困ったり、迷ったりした時、相談相手になってもらい、ピンチに立たされたときに何回も助けられた恩人である。彼なしでは、今の私はありえない。新規開拓や新しい知人を得るのは楽しいが、昔お世話になった人を尊重してこそ現在がある。往々にして、人は余裕なく効率の名の下に、人にラベルを貼り、打算的な人付き合いをする。結局、人間関係のその日暮らし現象が起きる。私は顔が広いとよく言われるが、それは、お世話になった人を大事にして生きてきたから、と思っている。そのモットーは、「貸した金は忘れろ、受けた恩は忘れるな」ということであり、「60%のほどほどの付き合い」という原則とともに、「喉元過ぎれど熱さ忘れず」という人付き合いが私の基本スタイルである。

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2008年5月18日 (日)

リフレイミング

家に犬が1匹いる。3歳のラブラドール黒メスである。以前は、ゴールデン・レトリバーのオスを愛育していたが、6歳で死んでしまった。前の犬は、「あずき」で、今の犬は「もなか」と命名した。いずれも小倉所縁であるが、すぐに犬の比較をしてしまうものである。今の「もなか」は、3歳になっているが、イタヅラ癖、吠え癖いまだ治らず、癒しどころか、ある意味、ストレスの原因になっている。しかし、ある情報を聞いて考え方が変った。近所に1歳半になるコーギー犬がいて、体調悪くしょっちゅう医者に行っているという。腎臓や股関節が悪く、歩く事もままならず、針治療を受けてもいるという。針は1回1万円かかり経済負担も多く、時間がとられ、そして精神的に心配がつきない、という世界である。我々夫婦は、「あずき」が亡くなったあと、犬はとにかく健康が一番、と言っていた。原点に返り、その初志を思い出した。お転婆でも、いたづらでもいい。ここまで大きな病気を1つもしていない「もなか」は立派に親孝行な犬だ。そう思った瞬間から、ストレスがサーっとひいた感じになった。自分の状況より悪い他の状況を思い浮かべる、また最優先事項や軸になる原理・原則を再確認する、このようなリフレイミングの具体的事例がすぐ傍で起きている。

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2008年5月17日 (土)

ストレスコントロール

久々に天気のいい土曜日になった。土曜は勉強や情報収集に充てることが多いのだが、今日は休勉日だったので、妻と大船のフラワーセンターへドライブがてら出かけてみた。バラとしゃくやくが見頃と聞いていた。思ったほど渋滞もなく、駐車場もさほど混んではいなかった。フラワーセンターは、家から40分ぐらいの所にあり、そこには花による四季の世界が現出して見事なものであった。特に、バラ園は、様々な色と種類のバラが今が咲き頃と言わんばかりに美しさを競っている。私は、形はともかく、色に敏感に反応する人間である。綺麗な色を見ると、気分が良くなる。これは、ストレスを浄化しセルフ・コントロールする有力な方法である。そう、ストレスは一種の厄みたいなものと考えてよいと思う。ストレスが溜まると、心が重くなる。厄が溜まれば厄落としをすればよい。神社へいってすっきりしたり、海や山に行って元気になる、などの経験は誰にもあるのでは?一昨日、私の参画しているNPO活動で、女性のカウンセリングをしてきた。電話してきた女性は、職場で人間関係がうまくいかず、仕事が長続きしない、自分は嫌われているという観念に囚われるそうだ。1時間ほど話を聴いていて、一番彼女にFITしたのは、ストレスは厄みたいなもので厄払いとしてできることからやってみては、という言葉であった。例えば、整理整頓や掃除である。心がストレスから開放されないで閉鎖的で小さくなっている状態は、進行して病になるとパンパンの風船に針を刺したように心が萎んでしまい取り返しのつかない事になりかねない。ストレスコントロールがなかなかピンとこない一歩を踏み出せない人にはこういう言い方もある。花をみながら、そんな事を思い浮かべていた。心を浄化するということは、ストレス・コントロールの効果と一緒にツキも運んでくる。

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2008年5月16日 (金)

メカ・パニック症候群

昨日から本日の午前中までPCの稼動が停止した。このプログも4月26日にスタートし、半年間は、毎日書くつもりでいたが、20日間で途切れてしまった。理由は、マウスの不良。画面上からマウスが動かなくなるのであるから、なんの操作もできない。実は、私には弱点が5つある。そのうちの1つがメカ・パニック症候群である。PCやDVD,携帯やナビなどのメカがひとたび制御不能になると、そこにエネルギーを奪われていらいらして何も手につかなくなる。それでも最近はメカもそこそこ使いこなすようになってきたが、いちどトラブったらパニックがはじまるのだ。今回のトラブルは、娘の助けを受け、マウスの問題というのが昨日の時点で分かった。しかし、メールの返事をはじめとして一切私のほうから情報発信できないのでは、岡に上がった河童のようなものだ。昨日、今日と仕事がらみで外出し、書きたい話が多々あるが、そういうわけで、それはまた後日とし、今日はブログを再開できた事のみを喜びたい。

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2008年5月14日 (水)

パワハラ

T氏のカウンセリング3回目。内容はパワハラ。近年、職場におけるパワハラが横行し、有望な若者から社会性を奪っている。勤め人の疾病に至るストレスの70%は人間関係、そのうちの70%は、直属の上司によるものと私は経験的に思っている。確かに、メンタル・ヘルスの教科書に書いてあるように、被害者の耐性のダウンと家族を含む周囲のサポート力の低下が大きな原因になっているであろうが、パワハラを受けた話を聴くにつけ、悲しい肌寒い気持ちになる。ワンパターンのマネージメントですべてよし、自分と同じ資質が当然、自分も昔は酷い目にあったなどの場合もあろう。しかし、意識的とさえ思える悪質なものも公然と存在している。大人のいじめ、コンプレックスのはけ口、権限の誇示などは、やられたほうは、たまったものではない。他人様の大事な息子や娘を預かっていて、つぶしてしまって自分自身のなかで、納得がいくのであろうか?育てなければいけないという責任感が裏目にでたのか?人間は消耗品ではない。血が通っていて、なにかと反応するのが人間である。腹立たしいのは、上を見てばかりいて、下を犠牲にしているケースだ。ノルマの達成、納期の死守などのタスクを達成するときに、パワハラがスタート。そして慢性化する。対策として、企業は、マネージャーの質を上げることを早急に実施すべきだ。致命的なマネージャーは、パワハラをしている事に気がついていない。このような人間力の低いマネージャーは専門職化し、大事な人材育成という課題に真摯に現実的に取組むべきである。自分の部下が可愛くない上司はいない、とうのが、私のマネージメントのベースにあるが、現実はそうではないらしい。

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2008年5月13日 (火)

地震

中国で大規模な地震があったもようである。場所は、四川省近辺の7つの省。あの成都(蜀の都)の被害がTVを通じて目にとびこんで来る。マグニチュード7.9、死者1万2千人超と報道されている。私は、地震というものに関して、けっこう敏感に反応する体質がある。なぜならば、あの関西大震災を豊中市にいて、被災しているからだ。あの時の揺れは、半端ではない。食器棚に入っていたガラス類のコップ等は、全部床に落ちて、足の踏み場なく、上から仏壇を含めていろいろなものが下に落ち、外を見ると倒れ掛かっているマンションが散見される状態。コンビニは瞬間売り切れということも経験した。揺れている時は立っていられなかった。今でこそ軽く言われてしまうが、被害にあった人間しか分からない最大級の地震であった、と思っている。

もうひとつ地震で発生するイライラがある。気象庁だ。予算をたっぷり使って、天気予報も当たらないのに、地震速報を出すと悪乗りしている。2回ほど地震速報がでたが、2回とも事後である。まだ全然確立できていないのが地震学であり、自然の力に逆らっている気もするし、巨額な予算を投じる価値があるのだろうか?お金は老人医療などほかの事につかうべきである。地震は起きてから迅速な援助ができるような体制整備のほうにお金をつかう方が意味がある。地震予報など無用の長物?地震が起きるたびに、このようなビリーフが私の中で湧出してくる。それが生きるための健全な怒りのエネルギーならいいのであるが・・・・・。この部分にもマスコミの視点は当たらない。

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2008年5月12日 (月)

プレゼン

この1週間で、書き物1、プレゼン4を、かたずけなければならない。今日は、そのうち一番近い時期に必要なプレゼンの概略を創った。ちょうど2日前に、プレゼンのいい話を聞いたばかりであるが、私やITに携わっている人間にとっては、プレゼンテーションは重要なツールである。私の場合は、主にパワーポイントを使って、概念化によるフレームワークをまず行う。この地点で、原稿は作っており、だいたい使う1週間前には50%ぐらいできあがっており、直前に気付いたところを肉付けするというステップを踏む。表現のテクニックは頗る稚拙であるが、いいたい事は、なんとか伝わるレベルと思っている。退職前、3年ほど自分で提案書を作っていなかったので、今自分で0から作ることに戸惑いが多少あったが、最近では、楽しみながらやっている。

プレゼン資料というと私が連想するのが、ミスマッチという言葉である。昨今、それなりの人脈を頼りに営業力を買われて、ITの要職に迎えられる団塊人がいるがここにミスマッチがおきる。ITの経営者が期待するほどすぐに営業効果はでず、会社を辞めることになるケースが多い。原因の1つにパワーポイント等を使って自分で企画書が書けない、ということがある。本人は自覚していないにも拘らず、PPが使えないのは致命的である。いちいち人に作ってもらう、訪問しても1人でクロージングできない、企画書の書けない営業。これで実績があがらなければ人はついて来ない。実はこれ私が会社経営に携わっていた時の苦い実体験なのである。各所で、このミスマッチはおきている、と思っている。人は、いくつになっても、向学心をもち、自己練磨しつづけなければ幸せはこない、という一例である。

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2008年5月11日 (日)

勉強WEEK

昨日に引き続き、今日も勉強会にでかけた。相変わらず、雨がジトーと降っている。今日の会は、Mコーチを担いだMJという名称のコミュニテーである。発足メンバーが4人。前回の1回目が6人。今日の2回目が私がお誘いしたA氏も加えて、8人になった。テーマは、「判断力・決断力」。Mコーチがレジメを用意してくれて、約3時間かけて、参加メンバーで体験や考えを話し合う。特にややこしいルールがあるわけでもなく、自由発言できるし、そこには批判や評価、忠告などは存在しない。相互啓発しあいながら、ネットワークもできる一石二鳥のコミュニテーである。会社人間は、社外との付き合いが狭い。毎晩同じ会社の人間と飲みに行って、後は、会社と家の往復ということになる。このパターンは、ストレスの逃げ場がなく、鬱病になりやすいように思う。今回新たに参加してくれたA氏は、勉強の意欲と人間性がいいので、お誘いしたが、あと2人ほどは私のほうで勧誘しようと思っている。今週はこれで3つの勉強会に出席した。たまたまこの週に集中したのであるが、2ヶ月に1回こういう週が来るということである。MJは次回現場力がテーマ。私の得意なテーマなので、資料は私のほうでも用意することを約束した。いまから、わくわくする。

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2008年5月10日 (土)

土曜忙DAY

今の私は、土曜日に予定がつまるケースが多い。今日1日を振り返ってみよう。朝、9:30に家を出て、新橋で、C社の経営陣に会う。私の尊敬する総合人材派遣N社のM会長からC社の次期社長候補として白羽の矢をたてられて面接をうけることになった。私は、社長候補として見込んでいただいたのはすごく嬉しいが、また最高責任者としての苦労を背負いたくないというのが本音である。ただ、M会長は私にとっては大事な人であり、たっての話であった故、顔をつぶしてはまずい、と判断。本日お会いすることになった。面接では言いたい事を言ってしまったが、この後は、もしC社のおめがねにかなったら、その時点で、自分のモチベーションと向き合えばいいと思っている。

昼過ぎに家に帰ると、娘夫婦と孫が来ており、久々に団欒のひと時。町に出て、孫に電車の模型を娘には靴を買ってやった。私は愛情表現が下手なのでこんな形しか今は思いつかない

その足で、夕方、キャリ・コンの勉強会へ出席。2ヶ月に1度の頻度で、私が代表を務めているCC8というコミュニテーである。今年から、毎回ゲストに講演依頼しており、今回は「プレゼン」というテーマで、IT時代からお付き合いいただいているO氏にお願いした。さすがに参考になるところが多く、CC8のメンバーもいたく刺激を受けたようである。私個人にとってもこれから展開するプレゼン活動について目から鱗の話であった。その後の飲み会もお陰さまで、おおいに盛り上がった。オファーを躊躇なく受けていただき、現場密着型の話をしてくれたO氏には感謝、感謝である。実際話を聞いてみて人選に間違いはなく、やはりたいした人物だと感服した。そして家に帰って、PM11:00過ぎ。このブログを書いて、バタンキューでした。

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2008年5月 9日 (金)

老人対策

昨年から私を悩ませているのが、老齢化対策である。カウンセラー仲間でこの問題に直面している人は驚くほど多い。団塊の世代を育てた親が齢80を越え、そのうちの何人かが、認知症を発症したり、自分のことが自分でできなくなっておりで介護を必要としているのが現実である。私は、生みの親は2人ともすでにこの世にいないのであるが、亡き母の妹が76歳で、東京に住んでいる。このおばに、シャルコ・マリー・トース症候群という進行性の脳の病気があることが昨年判明。私は、母が亡くなって以来20年強、おばとは接触はほとんどなかったのであるが、話を聞いて見舞いにいってからというもの、この独身の1人ぐらしで、関東圏には、甥と姪しかいない、哀れなおばをなんとかしてやりたい、と思うようになった。田舎には、姉と弟2人がいるので、まずは兄弟間で認識を共有すること、ケアハウスの探索と交渉、経済分析等々、割いてきたのは月1日ぐらいであるが、私がやれることはここまでやってきたつもりである。今日もおばを伴い、従妹とケア・ハウスの契約のため埼玉方面に往復4時間かけて行ってきた。結果は、まだクリアすべき課題があるようで思い通りにはならなかった。ただ、親戚全員がこの問題を共有し連帯責任で対応しようと踏み込んだところでコンセンサスが得られたので、もう少し粘ればいい結果が得られると思う。聞くところによると、我々のように親戚が一丸になるのは珍しいケースらしい。普通は関わりを恐れ、自責から逃れようとするようだ。見て見ぬふりできず、知らぬまに深みに入ってしまう私は、母親のDNAを引き継いでいると思う。今後どこの家でも老人対策は重くのしかかってくるのであり、私の今のやり方が成功すれば、1つの家族療法的な解決策になるのではないか、キャリ・コンの活動の場で発表しようと思っているくらいである。私ががんばれる源が2つある。1つは聡明で美人の従妹が仕事をもちながらも精一杯頑張ってくれている事。私1人では何もできず、従妹の尽力には本当に頭が下がる。彼女が人間として素晴らしいという事、それを再認識し実感できただけでもこの問題に取組んだ意味があったというものである。そして2つ目は、妻が一緒に動き、調査し、考えてくれる同志であり、軍師であり、よきサポーターであり、最高の相棒であるということ、この2点はモチベーションアップのために「鬼に金棒」である。

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2008年5月 8日 (木)

三国志

先輩から久々のメールが入った。家の整理をしていたら三国志の中国制作版のビデオが出てきたので、私にいらないか、と言って来たものである。又、私も、たまたまVHSをDVDに入替える作業を毎日少しづつやっているなかで、横山光輝のアニメ三国志に出会った。三国志は、私の愛読書であり、格別のこだわりをもった7つの趣味のうちの1つである。吉川英治の三国志は、過去7回ほど読んでいる。物語のどこで、だれが、なにを、どういう具合に、なぜ、というところまで、暗誦してしまっている。知人は三国志というと私を思い出すらしく、今回のようなオファーは実は3回目である。そういう訳で、三国志は私の人生観にも多大なる影響を与えており、物事の決定や判断などに、三国志を心の中で照会していることもある。また私自身少しも思っていないが、私は戦略的だ、と言われることがある。だとするとそれは三国志からきている、と気付いたりもする。吉川英治を皮切りに、三国志演義、NHKの人形劇、中国語版の三国志、漫画、はてはKOEIのシミュレーションゲームに至るまで、とにかく、のがさないようにしており、いわゆる「三国志オタク」であり、三国志に目が無い。会った人は、三国志のなかのだれに似ているのかな、なんて不遜なことを考えたりもする。ちなみに最も好きな人物は、趙雲子龍である。

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2008年5月 7日 (水)

勉強会

昨年8月末に退職して以来、コーチングには、やや遠ざかっていた感がある。クライアントとのセッションや半年に1回の会合には、顔を出すのだが、それ以上の積極性はなかった。先輩コーチの勉強会の立ち上げには一役かったりしたが、キャリア・コンサルタンタントや産業カウンセラーとしての活動と比較すると今ひとつであった。そんな折、先輩である有名コーチと知りあう機会に恵まれ、彼女の主催する勉強会に顔を出すことになった。久しぶりに朝一番からの始まりで、満員電車に揺られながら、眠たい目をこすりながら千駄ヶ谷まで駆けつけた。スタートしてすぐに肩の凝らない自由で心地よい自分がそこにいることに気がついた。まるで、昔、楽しんでやっていたCTP(コーチング・トレーニング・プログラム)のセッションをやっているようだ。1ヶ月に1回の頻度の勉強会で、参加メンバーも1人1人レベルが高く、個性的&前向きな感じでとても好感がもてた。まるで、サークル・オブ・エクサレンスの輪の中に入ったような心地よさであった。このような勉強会は、自己研鑽のためにも、ネットワークづくりにも、非常に有効である。今、考えてみると、コーチングに遠くなった理由は、私のある思い込みによる不合理なビリーフがあったかもしれない、と思うに至った。本来、コーチングというのは楽しいものであるから・・・・・。私が関わっているMJも形態は違うが、出席メンバーのモチベーションがあがるような会に成長させていきたいものである。

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2008年5月 6日 (火)

後ろからちょっと押される

数日前に、がん保険の会社から、新しい仕組みへの組替え提案が届いた。こちらから頼んだものでもなく、よくある勧誘なので、後で見ようと思って、ほうっておいた。実は、私は若い頃から多額の保険をかけている。齢40を迎えた頃、不慮の事態に備え、貯蓄の代わりに様々な保険に入りまくった。その中の1つが「がん保険」である。営業マンから連絡が入り、連休の最終日にもかかわらず必要なら拙宅に来るという。さっそく保険の中身を検討してみると、提案を受入れた方がいい、と判断。そのまま即契約をした。考えてみると、その営業マンから連絡がなければ、この展開はありえない。興味をもっていても、平和の際から行動を起こすというのは、大きなニーズがない限り、なかなか腰を上げるのは難しいのではないか?こういうのを、後ろからちょっと押してもらった、というのであろう。例えば、仕事を頼まれていて他を優先して未完了の時、ひと言プッシュされると動かざるをえない気にならないだろうか?恐らく、保険会社の営業マンは、そこまで読んでやっているのであろう。あっぱれである。もちろん、押しが強すぎる類の嫌味は全く感じない。説明は分かりやすかったし、人間的にも信頼できると会って判断した結果である。私自身が営業する場合も留意したいところである。

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2008年5月 5日 (月)

子供の日の想い出

子供の日になると必ず思い出す事件がある。小学校の高学年(?もしかすると中学生だったかもしれない)の子供の日に父に練馬区の石神井公園に連れて行ってもらって、池に落ちたという事件である。ザリガニを捕るのが大好きで、池の中に目を凝らして、見つければ、手を入れて捕まえる。自然に身体は前のめりになるのだが、ある瞬間、頭から、池に落ちてしまったのである。頭でっかちだから、物理的にも当たり前なのであるが・・・・・。そのときの、父の対応はすばやかった。すぐにずぶ濡れの私を池から拾い上げて、タオルをかぶせ、外に出てタクシーを掴まえ、そそくさと家まで帰ったものである。タクシーの運転手に事情説明し、余計にお金を払っている態度を見て、子供心に父はさすがだ、と思った記憶がある。もう45年以上昔の話になるが、子供の日になると、この事件を思い出す。ちなみに父に連れて行って遊んだ記憶は、これ以外、ほとんどない。甘酸っぱく貴重な想い出である。

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2008年5月 4日 (日)

DNA

人間にはDNAというものがある。日本語的にいうと、血筋とか氏育ちという言葉になるのであろうが、私なりの世界観からみると、ここに一種のアイデンテイテーが存在すると思っている。メンタルファウンデーションの3Kといわれるものの1つが家族である。家族という存在が、人生において、どれだけ重要なポジションを占めているか?病気をしたり、誰かがいなくなるとその重要性が分かる。個人の上のユニットが家族であり、その上が属している会社や組織であり、さらに社会、日本、世界、宇宙と広がる。人間は一人では生きていけないのだから、次のユニットである家族との関わりは極めて重要である。今日は、妻の妹の家族が3人で来家した。(夫は体調悪く不参加) いつも会うたびに思うのだが、みていて多分にほほえましく、心温まる家族である。よくぞ、すくすくといい息子と娘を育てたものだ、と感心することしきりである。子供が、20歳を越える頃になると大体その家の家族のスタイルが見えてくるもので、これが即ちDNAである。私は、両親はすでになく、弟が1人。妻は、両親が健在で、妹が1人。共通点は、お互いにいいDNAをもった、ということである。生かされていることに感謝!

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2008年5月 3日 (土)

映画

半年に1回ぐらいの頻度で、映画DAYとうのを創っている。今日がまさしくその日であった。映画を見る、というのは、自分も他人も気付いていない世界を識るきっかけになるという特質がある。感動した場面、涙が出た場面、興味あるストーリー、つきささった言葉などなど、自意識の下に隠れていた本質、興味、スタンス、やりたい事などが表出してくるという楽しみがある。本日鑑賞したのは、オードリー・ヘップバーンの「シャレード」、次がポール・ニューマンの「明日に向かって撃て」、3本目がマリリン・モンローの「ナイアガラ」である。別にこれといってみるものを決めているわけではないが、今日は、スリラー的で、主人公が追われるというストーリーの映画にたまたまなった。やはり、一生懸命見ていると、新鮮な気持ちになったり、新たなテーマや興味が思い浮かんだりして、非常に有意義である。更に、おまけとして、話題の豊富さにつながると言う事もある。コンサルタントという仕事は、森羅万象に通じている必要があり、映画は、教養や常識、文化、時代背景など、学びにも、有力な手段である。私は、その場に手帳を持ってメモしながら、映画を鑑賞している。

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2008年5月 2日 (金)

見込み違い

朝から小雨が降り、昨日とはうって変わったグルーミーな天気であった。予定表を見てみたら来週の平日は、スケジュールがつまってしまっている。明日からはGW本番。今日しかない!雨で、連休のハザマで出勤日で。夕方、空いていると予想し、駅前の床屋や行ったものである。ところが・・・・・・。待っている客が13人。大混雑である。全く私のたてた見込みが違ったのである。そういえば、見込みと実際が違うことはよくある。思い通りいかないのが人生、なんて言葉もあるが、思い込みや思い違い、読み違いが、日常でもけっこうある。ただ、昔と比べれば、個々の精度は明らかにあがっているが・・・・・。これが仕事になると見込み違いではすまないケースも出てくる。その肝心なところを、はずさないのが、プロのプロたる所以ではないだろうか?

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